YOUCHAN
@youchan
Illustrator, sometimes graphic designer
『造反有理 文革楼の殺人』(稲羽白菟/行舟文化)読了。終盤に向けての覆り方が凄い。入念にこれを組み立てた稲羽さん大勝利!!!!!最後の最後でもう完敗しました。そして文革の凄まじさと「トゥーランドット」の壮麗さが見事に同居していて、作者の器量の深さと大きさを実感した。 ところで、ダストジャケットなしのカラー印刷上製本、とても良かった。持ちやすさと扱いやすさのバランスが素晴らしいし、雑に扱っても傷がつきにくい。登場人物一覧の丸い紙もよかった。読みが難しいので……。これは版元の英断と、デザイナーの坂野さんの良い仕事。
その『トリスタン・ツァラ』で塚原氏が紹介していた山中散生『ダダ論考』(国文社/1975)。この本のことは初めて知った。1930年代に、ツァラ他シュルレアリストたちと文通していたすごい人だ。 古本斑猫軒より通販で購入、大変状態が良くて嬉しい。この古本屋さんがものすごく丁寧で、扱っている本も好みのものが多いので、贔屓にしたい。 hanmyouken.net
塚原史『トリスタン・ツァラ 現代アートとダダのDNA』(水声社)読了。 何冊もダダやツァラや塚原氏の本を読んでいるのに新しい驚きがあった。ツァラの詩に接する機会が少ないからと、時系列で詩の抄訳を組み入れ、解説を挟むことで、この難解な詩人の言葉に少しでも近づける。この構成は本当に凄い。時系列なので、詩人の成長と変化が読みとれる。 ツァラは「ダダ宣言」(1918)だけの人ではないが、生涯ダダイストであったことは揺るぎないと思うし、やはりとても好きな詩人だなと改めて思った。それにしても塚原氏のもてなしの良さはすごい。ドアをどんどん開けるのに、ちゃんと読者がついていけるよう、エスコートを怠らない。
本が届いた。今日はいい日だ。 『誰かがいる部屋 A・M・バレイジ怪談傑作集』植草昌実【編訳】(新紀元社) 版元よりご恵投いただきました。 英国怪奇小説にふさわしい端正な装丁、久留さんらしい良いお仕事。13篇の内11篇が初訳(1篇はブンゲイデリバリで先行拝読済!)、楽しみです! 7月28日発売。 www.shinkigensha.co.jp/book/978-4-7...
江戸川区立中央図書館にて、2016年に世田谷文学館さんのご依頼でイラストレーションを制作した「移動図書館 SF入門 星新一」が本日7月27日(火)より展示スタート。1階YAコーナーに、ばばーんと展開されています。江戸川区民の皆様、ぜひお立ち寄り下さい。8月16日(日)まで。 ※会場内は撮影禁止です www.library.city.edogawa.tokyo.jp/TOSHOW/intro...
一番早く予約の取れるストアが銀座だったので、久しぶりにアッパークラスの集う彼の地へ行って参りました。と言ってもストア直行、即交換。AppleCareに入っているので無償交換(ありがたや!!)。りんごのお店のお兄さんはとても親切でした。 これがないとまったく仕事にならない。こういうときのためにスペアのペンシルを持っておきたいけど、結構高いので悩ましい。ここはサードパーティー製のお安いペンを万が一のために持ってくほうが良いかもしれないなぁ、と思いました。ペンは落とすものだ。ミリペンだって落としてはペン先ダメにしてるし、アクリル絵の具をたっぷり含んだ筆を落としては都度惨劇を起こしてる。
塚原史『トリスタン・ツァラ』届く。すごく嬉しい!!!!! ……のですが、次回配本を見たら……水声社が私のために(妄言)、クルト・シュヴィッタースを出してくれるようで、心臓が止まるかと思いました。マックス・エルンストとかマルセル・デュシャンのような巨人を差し置いて、まさかのシュヴィッタースとは……嬉しすぎてどうしようーーー!!!!!!
熊本のフォロワーの皆様! 「熊日チャリティー知名士色紙展」に今年も参加します。今年もドローイングを大きな色紙に描きました。 2026年8月19日(水) ~23日(日) 10:00 ~ 18:00 鶴屋ふれあいギャラリー(鶴屋東館8階)にて。 www.tsuruya-dept.co.jp/floor/fureai...
本が届いた。今日はいい日だ。 稲羽白菟『造反有理 文革楼の殺人』(行舟文化) 版元よりご献本頂きました。テーマの重厚さがこの造本を呼んだのでしょうか!? 素晴らし過ぎる……。函入り上製本のミステリは全集以外ではここ何年も見なかった気がする。帯の推薦者の顔ぶれからも版元の期待が伝わってくるし、当然ながら作者の気合いもひしひしと伝わってくる。 めちゃくちゃ楽しみ!!! mystery.gyoshu.com/zouhanyuri/
古本が届いた。今日はいい日だ。 『Kurt Schwitters MERZ』ニューヨークMarlborough Gallery(1973)の展覧会図録。ロンドン、チューリヒを経ての巡回展。当時はフルカラーとか無いし、印刷も色が悪いし、知ってる作品ばかりなんだけど、この判型でこの装丁ってだけで持っておくしか🦌 ヤフオクで落札。実は何度も出品されていて気になっていた。市場価格と流通の状態を調べて、ううーむ、わしが持っとくかなぁーとなったもの。
本が届いた。昨日はいい日だ。 『戦をせんとや生まれけむ』若木未生(祥伝社文庫) 版元経由にて著者よりご献本頂く。『われ清盛にあらず』に続く源平合戦もの。4年前の単行本に雑誌掲載短篇を加え文庫化。 若木さんの源平ものがとても好きなのです。静謐さと激情が同居する端正な(しかしときに読者を幻惑する)筆致がもうもう凄い。若木さんいわく、「歴史モノは坂口安吾フォロワーなので、馴染みがあるのでは?」とのこと。あああっ、そうかと膝を打つ。ということで、多分私のフォロワーさんの肌にもバチッと合うように思われます。めちゃくちゃいいので、ぜひ!!!! あとがきには3作目執筆中との情報も(小躍り)! 7月9日発売。
本が届いた。今日はいい日だ。 『シュルレアリスム 越境する想像力 『宣言』から100年後のアップデート』谷昌親・編(国書刊行会) 版元のオンラインショップで購入したら、もう届きました! 早速ありがとうございました。 今読んでる平井正『ベルリン』第1巻を中断してこっちを読もうっと。ホカホカ湯気が立ってそうなピッカピカの新刊!!
本が届いた。今日はいい日だ。(ほんとは先週) 『金田一耕助の間取り』木魚庵・文 本間至・絵/エクスナレッジ 版元より献本いただきました。 語辞典が2020年(ええもうそんな前!?)で、その6年後に木魚庵さんが金田一モノで新刊、というのはとても嬉しい。慎重かつ謙遜が過ぎる程の人ではあるが、この先ももっと実績を積み上げていかれることと思う。 そして一級建築士である本間至さんの色鉛筆画は、正確さと素朴さが相まって、作品世界に寄り添うような味わいがある。良著です!! www.xknowledge.co.jp/book/9784767...
探偵堂さんの個展にダッシュで伺ってきました。ホントに巧くて愛が深い!!!グッズとかクッキー缶とか購入。あとで写真上げますが、開催はなんと明日まで。回路R「獄門島」朗読劇はスケジュールがどうしても合わず断念。南方焼けの金田一さんには会えました! 東京おかっぱちゃんハウスにて。
気がつくとフォロワーさんが増えている。 改めまして、イラストレーターを生業としております。1920~30年代の日本の探偵小説とヨーロッパ(ドイツ周辺)のアヴァンギャルドを日々勉強しています。画像は、架空の戦前探偵少女小説雑誌「新少女」のカバーガールイラストです。新少女、1年分を描くとお正月に心に決めたのに……もう6月……
そういえば、12年前に描いたイラストですが、今も現役でして、龍ヶ崎でポスターが貼り出されていたと友人から知らせをもらったもの。 児童劇団大きな夢「ロビンソン*ロビンソン」メインビジュアル(2014)
途中で古典SF研会長にしてシャーロッキ案件先生こと北原尚彦さんと合流、いろいろ濃い話を伺いつつ、古本を買ったり買わせようとすすめたり失敗したりしました。そして天丼。
古本を購入した。今日はいい日だ。 乾信一郎『敬天寮の君子たち』(東方新書・昭和31年) 『人生漫画帖』(大日本雄弁会講談社・昭和7年) 『ダダイスト新吉の詩』(名著刊行会・昭和45年)元本は大正12年 長らく欲しかったやつ…めちゃお値ごろ 萬書百景市にて。
本が届いた。今日はいい日だ。 『このホラーがすごい!2026年度版』(宝島社) アンケートに回答しました。うおおナルホドこういうランキングかぁぁぁ!!と語り合うのは6月15日の発売まで待ちますぞ(アンケート到着順掲載なのも楽しい) tkj.jp/book/?cd=TD0...
本が届いた。今日はいい日だ。 『今の世の奇蹟/黒岩涙香・奇跡を起こせる男/H・G・ウェルズ』、『黒輪土風作品集』ともに盛林堂ミステリアス文庫。6月8日発売のようです。 前者は先日出た涙香『真っ暗』のシリーズという位置づけか? www.hanmoto.com/bd/isbn/9784... 後者は戸川安宣さんの解説が「幻の探偵作家を求めて」で熱い。廃刊間際の〈新青年〉誌に3号連続掲載の後、ぱたりと筆を折ってしまった、全く知らない作家だった!! www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
古本が届いた。今日はいい日だ。 平井正『ベルリン』三部作(せりか書房) 同氏による『ドイツ・悲劇の誕生 ダダ/ナチ』が大変な名著であったし、参考文献にもよく出てくる『ベルリン』三部作はやはり抑えておきたかった。今の仕事が手を離れたらこれを読むのだ! (以前、朝松健さんからもオススメされておりました~!!)
見本が届いた。今日はいい日だ。 『幻影の都市 室生犀星 憂愁夢幻傑作集』長山靖生・編/小鳥遊書房 装丁・装画を手掛けました。装画は袖まで延びております。早いところでは今週中には書店に並ぶと思います。 www.tkns-shobou.co.jp/books/view/796