ばんじゃく
@banjyaku
著作物の無断使用禁止。 犬好き、漫画好き、アニメ好き、男好き、50代のおっさん漫画描きデス、 気ままにつぶやいてます。 フォローは18歳になってからお願いします。アイコンは似顔絵ではありません。 リンクまとめ ほしいものリスト
【お詫びとお知らせ】 早速うなバタ12を購読いただきありがとうございます。 83頁の3コマめの台詞が全て抜けていたのを修正しました。 お手数ですが再度ダウンロードしてお楽しみください。 申し訳ありません。😭 BOOTH、Digiket共に差し替え完了しています。 ホントにごめんなさい~~
【お知らせ】 うなばらバタフライ12の販売が開始されました。 全264頁の大ボリューム。読み応えたっぷり、おまけ漫画も48頁もあるよ!さすが最終巻(笑) 是非読んでくださいね~ Digiket→ www.digiket.com/work/show/_d... BOOTH→ banjyaku.booth.pm/items/8619830 DLsiteは登録申請中。もう少し待っててね。
「今日未明」聴了。 新聞の片隅に載っている小さな事件。そこにはごくありふれた殺人や死体遺棄、高齢者運転事故などがあるが、その真相は。 事件を掘り下げて、何故そうなったか、何故そうせずにいられなかったのか、何処で立ち止まるべきだったのかを問う連作短編。 どの事件も人間の多面性が顕になったときにスイッチが切り替わる。そこには諦念や自己弁護や後悔が入り混じる。どれも前半は幸せそうなのに悉く不幸になって救いがない。非情。最初に結果がわかってるとはいえ後味が悪い(笑)
「行方」聴了。 三歳の琴美が公園で忽然と姿が消えた。警察の捜索も虚しく、行方が判らぬまま時間だけが過ぎてゆく。 長いだけでテンポが悪く先が読めてしまい、先読みした通りの展開に絶望しながら早く終わらないかと念じながら聴いた。 せめてキャラに共感できればいいのだが、ステレオタイプでありきたり。 警察が捜せなかったのに、なんで幸子は辿りつけたの?とか、初体験で妊娠とか、真昼間から浮気とか昼ドラみたいな薄い話でうんざり(笑) 朗読は悪くないけど章の区切りや場面展開が曖昧で、今誰の視点?って混乱する。ミステリーでなく人間ドラマがやりたいにしては浅過ぎ。
「ひきこもり家族」聴了。 19歳の僚太は引きこもり。ある日突然やってきた自立支援センターという者達に拉致され、熊本の研修施設で四人の元引きこもりと共に囚人のような生活を強いられる。悪魔のような施設長の仕打ちに耐えかね、ついに彼らは… 面白かった。先が読めずにハラハラした。子の立場と親の立場両方の視点で語られ、施設の中の様子と世間の動きや自立支援センターの悪辣っぷりを浮き彫りにしていく描き方が上手い。暴力による支配の構造までも暴き出す。オタクっぽい特技が役に立ったり、緻密な計算で一気に終盤まで突き進む。 ラストはしみじみと涙してしまった。 朗読もかなり巧い。良作。
「一億円の犬」聴了。 セレブ妻の設定でSNSで架空の飼い犬の漫画を投稿していた梨沙。出版社の寺本から漫画を書籍化しませんかと誘われた。犬の動画配信で利益一億円も夢じゃないと言われ、モデルにした犬とそっくりな子を保護犬センターで見つけたが… 主人公が嘘ばっかりでイライラする。承認欲求の塊。現実でも嘘つきで、嘘に嘘を重ねる始末。同情を引くため腕に包帯を巻いて生活するキチっぷり。まるで何処かの首相みたいである。嘘を本当にするために犯罪紛いにまで手を染め、挙句事件に巻き込まれる。 主人公はどうでもいいが、犬が酷いめに遭いやしないかとハラハラした。 無事で良かった。
「スピーチ」聴了 札幌市豊平川の河岸で女の絞殺死体が見つかった。黒い粘着テープで両眼を塞がれて。赴任間もない天童環奈は、女刑事緑川と共に犯人を追う。 二転三転していく系の話で破綻しそうなところを最後まで聴くと辻褄が合う。主人公は新人かと思いきや36才といい年して言動や思考が幼くイライラさせられる。緑川もぶっきらぼうで冷淡。二人のやりとりがキツい。ある程度の緊張感はあるのに、主人公の探偵気取りが鼻につく。 ミステリーとしてはかなり面白いのに、キャラのせいで早く終わらないかなーって思いながら聴いた(笑)
「クロコダイル・ティアーズ」聴了。 東鎌倉の老舗陶器店の跡取り息子が刺殺された。犯人は妻想代子の元彼。裁判の判決が出た時、「想代子に旦那を殺してくれと頼まれた」と発言。この言葉が舅、姑、姑姉の心に深い疑惑の棘として刺さった。 上記三人の視点で嫁の想代子の行動を追うが、一度疑いの目で見てしまうと、どんなに良く出来た嫁でも裏があると思い込む。思わせぶりな書き方が効果的で、どんどん先が知りたくなっちゃう。 人格者なのは舅くらいで、みんな下衆の勘繰りに右往左往してるのが面白く、登場人物と同じようにあれこれ予測しては裏切られの繰り返し(笑) 朗読も上手い。
「連続殺人鬼カエル男完結編」聴了。 凄惨な殺害方法と稚拙な犯行声明で世間を震撼させたカエル男の標的は人権派弁護士だった。やがて心神喪失者が罰せられない刑法39条の是非を問う社会現象にまで発展していく。 前作で脱獄した犯人が「嗤う淑女」を経て大量殺人鬼となり登場。だが、その目的が陳腐で拍子抜け。無理矢理終わらせた感が否めない。刑法36条についての議論がかなりのボリュームを費やされていて、言いたい事はわかるけどエンタメ要素が削がれるので逆効果かも。 綺麗な幕引きとはいかなかったのが残念。ミステリーとしてもイマイチ。 期待しただけに残念。
「藻屑蟹」聴了。 原発事故が起きた福島。木島は親友の誘いで除染作業員になったが、そこにいた古株の作業員の老人の相手をするように言われる。 原発事故と除染作業に従事する人々。土地を追い出された避難民。補償金で懐が膨らんだ者、羨む者、利権にしがみつき、甘い汁を吸う者。様々な人々のリアル。人の死を金に変える罪悪感。陰謀めいた流れを追求するかと思いきや、流されていく主人公。正しさに目覚めるが、虚しさが募ったまま終わる。エンタメというより文学的。悪くはないが、古くさい終わり方だなという印象。昔の大友克洋みたいな。
「地面師たちアノニマス」聴了。 ドラマ化記念?のおまけ的な短編集。1作目のキャラの前日譚。後藤とハリソン山中以外は忘れてるので、前日譚と言われましても…な感覚(笑) ハリソン山中の変態プレイは健在。 速水奨さんのイケボイスで言うとこが堪らない。
「すみれ荘ファミリア」聴了。 一悟は実家が営む下宿すみれ荘の副管理人。誤って手に怪我させてしまった作家の芥の執筆を手伝う目的で芥を下宿に住まわせることに。 下宿のほのぼのドラマかと思いきや、ドロドロとした人間の多面性を抉り出す話。 子供以外登場人物全員問題アリ。ホラーかと思うほどヤバい人物も。一悟と芥が一番マシだった。描写力や語り口は上手くて、スルスルと世界に没頭できた。 基本男性の朗読だが、わざわざ女性の独白を女性にしたり、たまに声のトーンが変わったりするとこが気になるが、概ね楽しめた。
「変な地図」聴了。 自殺した母方の祖母の遺した家にあった変な地図。栗原は祖母の死の原因を突き止めようと現地に向かう。調査初日にある事件が発生し、巻き込まれる羽目に。 つまんない。 キャラがお話のためだけにしか動かず、描写力を補うための図解が多すぎてイライラした。ノンフィクションを装っているが、それも寒い。このシリーズの稚拙な部分が顕著に出た感じ。話の運び方もモタモタしてくどい。 せめて図解は10枚くらいにしてほしい。 朗読は普通レベルだけど、内容がつまらないので余計に凡庸な印象をうけた。
ってことで うなばらバタフライ完結しました。 2016年の父の日に始まったうなバタ、2026年の父の日に終わりました。 なんとか間に合いました。 長い間読んでいただきありがとうございました。
「架空の犬と嘘をつく猫」聴了。 羽猫家の長男・山吹は、弟の死が受け入れられず心が壊れた母を繋ぎとめようと弟のふりをして母に手紙を書き続けていた。 主人公が地味に幸せを掴む話でした。 煽り文句ほどじゃない。 作り話をするのが上手になった原因が母親のためだったとかいうシチュは良いが手紙のくだりも中途半端で自然消滅してるのが残念。山吹の一人称かと思いきや、別の人物の一人称になったりと不安定。他の人物との繋がりを持たせたり、性的虐待被ってたりと、盛りだくさんの割に整理出来てない印象。山吹の視点で統一して欲しかったかな。 前半は退屈、中盤からキャラが生きてきた感じ。
「騙る」聴了。 美術雑誌編集長の佐保は美術品、骨董品、文化財などの詐欺を利用して利鞘を稼ぐ。 近代彫刻の遺産鑑定を依頼され… 騙し騙されの詐欺の世界。凝った偽物の作成手口なんかは興味深い。正義も悪もごっちゃなのはギャラリーフェイクみたいではあるが、イマイチ佐保が好きになれずのめり込めず耳を通過するだけだった。六本の短編連作で、具体的に美術品をビジュアルで観れる漫画やドラマにしたら面白いのかもだけど、小説だと限界があるよなぁとも。 ミステリーというよりも事件簿みたいな感じ。
「猫を処方いたします4」聴了。 不思議なメンタルクリニックのシリーズ第4弾。いつものように何らか問題を抱えた人が猫の世話をする事で気づきを得て元気になる。いよいよニケ先生と千歳さんが何やら動きはじめるというところで次巻へ。 梶原さんの元にニケ先生は帰る事が出来るのかしら。
「暁星」聴了。 宗教2世の暁は文部科学大臣を衆人環視の元で殺害した。収監後綴られた手記には母親が入信した世界博愛和合連合(通称愛光教会)への怨嗟が綴られていた。 あの事件を題材に、あくまでフィクションとして語られる物語。嘘と真実。幼い頃の出会いで運命は決まっていたのか、それとも希望なのか?前半と後半でガラリと見え方が変わる。どちらもフィクションであり、真実。流石の手腕。小道具の使い方が上手く、時系列の齟齬もない。練り込まれたプロット。 しかしタイムリーな話題だこと。 できれば宗教と政治の側面も詳しく語ってほしかったかも。
「稲荷山誠造・嵐のあとには青い空」聴了。 金貸しで財を成した稲荷山。孫の翔が拉致されたと知り、翔を救出するため東奔西走する。 破天荒な爺さんが暴れ回るコメディの第二弾。今回は翔の身を案じる若生との凸凹コンビ。意外に気が合う二人。個性的なキャラが続々登場。有能な探偵・館林も様々な登場の仕方で笑わせてくれる。大阪・京都が舞台で親近感湧く。人情に厚く、機転が効いて、行動力があり、人を惹きつける人物像を素敵に描いててとっても楽しいお話でした。 やっぱキャラが立ってるとのめり込める。エピローグまで完璧。 朗読も巧みで大阪弁も上手い。
「イン・ザ・メガチャーチ」聴了。 推し活という市場に仕掛け人として関わる者。何かに夢中になることが無かったが、突如沼にハマる者。推しが突如亡くなり、喪失を埋めるように陰謀論にハマる者。3つの視点で語られる人の繋がり。 つまんねー。 最初のほうは興味深かったけど、どんどん気狂い地味てやがて苦痛に。アイドルを売る戦略としては弱いし、上手く行き過ぎのような気も。何を訴えたいのかわかんないしドラマとしてもありきたり。 現代の風潮を切り取りました〜…で?って感じ。普遍的なテーマが無いのですぐ賞味期限切れになりそな話。 複数の人物の台詞と思考が交互に出る表現も不快。
「栞と嘘の季節」聴了。 図書委員の堀川と松倉。返却された本の中に押し花の栞を見つけた。ラミネート加工された押し花はトリカブトだった。程なく嫌われ者の生徒指導教師が中毒を起こし倒れた。毒を盛った者と目的は? 「本と鍵の季節」の続編。堀川と松倉の大人ぶった物言いや、軽口の応酬にイラっとして何度も聴くの辞めたくなったが、瀬野さんが絡んできて面白くなった。だが状況を整理するあらすじみたいな振り返りが何度も挟まれうんざり。スピード感削がれる。大人ぶってるくせに世間知らず。こんなガキ嫌だ(笑) やっぱ前作同様小市民シリーズのシニカル版。でもあんまり好きじゃない。
「時計館の殺人」聴了。 幽霊が出ると噂される洋館で降霊会を企画したオカルト誌の編集者と大学ミステリ研の面々。密室の館で次々と起こる殺人。 やー、長かったけど面白かった。 シリーズモノの5作めだそうだがaudibleでは第一弾。90年代の話なので、便利な機器が無くトリックもシンプル。でもそれがいい。お話も分かり易く、余計な枝葉が無い。とにかく殺されまくりで、密室で学生の探偵役まで死んだのでマジビビった。どうすんのこれ解決すんの?て。外にいる本命の探偵と密室内の殺人が並行して語られているのでスリリングで飽きない。トリックも面白く、スペクタクルな結末まで一気に聴いた。
「女たちは二度遊ぶ」聴了。 男視点の女に関する短編集。 男にとって女は謎の存在。振り回されたり依存されたり利用されたり。行動原理が論理ではなく感情なので理解するのは難しいのかなとか、いろんなパターン。男が学生だったり、無職だったりなのも示唆的。いかにもガキっぽい眼差しなのが痛い
「ライアの祈り」聴了。 バツイチの桃子は八戸に転勤。人数合わせに参加した合コンで、大きくてのんびりした男、五郎と出会う。熊五郎は考古学者で縄文遺跡の発掘をしていると言う。縄文の話にハマった桃子は一緒に発掘をしたいと言う。 サバサバ系だけど心に傷を負った桃子と、優しく大らかに包み込む五郎。二人の関係、やり取りが微笑ましい。同時に縄文時代の人々の物語も並行して語られ、現代の二人とリンクするが、ファンタジーぽくていい線いってるのに終盤でおざなりになった印象。縄文パート要らんのでは?と思った。最後のアレが意味不明。 朗読は好きな役者さんなので安心して聴けた。
「絶縁病棟」聴了。 キワミ先生は三度の離婚で人生を見つめ直し、自由に生きる事を選択した。部長から貰った心の声や境遇が見える不思議な聴診器で医学では救えない人間関係で苦しんでいる人達を救っていく。 隣人のセクハラ、親兄弟の寄生、義実家の過干渉など悩みを抱えた女たち。さっさと逃げればいいのに、世間体や良心の呵責に苛まれ、ズルズルと関係を継続していく様子がリアル。家族の寄生なんかは聴いててイライラした。まとめサイトにあるようなスカっと系に近い話(笑) 台詞のやり取りが面白かった。 不思議な聴診器の秘密を知った人がどんどん増えてきてる(笑)
「秋期限定栗きんとん事件」聴了。 小市民シリーズ第3弾。 前回の事件で復讐のために利用させられた小鳩は小山内さんから離れ、二人は学校では接触しなくなった。そんなとき、連続放火犯が現れ、新聞部でその事件を追うことに。 アニメとほぼ同じ(笑)アニメにはならなかったエピソードもあるにはあるが、狂いなくアニメ化されてるのが解りました。 瓜野くんが生意気で傲慢、中丸さんが凡庸で放漫。聴き手としては小山内さんと小鳩くん寄りになるとはいえ、ゲストキャラの嫌な部分にイラっとした。中丸さんも小山内さんにやられたらいいのにって思った。
「タカラモノ」聴了。 引っ込み思案でどん臭いほのみはしっかり者の姉と比べられるが、いつもポジティブで破天荒な母に励まされて育った。恋多き母の様々な言葉を聞かされたほのみはやがてまっすぐな大人に成長していく。 どんな状況でも明るく笑いで吹き飛ばす母と冷静に見つめる娘の温かいやりとり。倫理観はちょっと世間から外れてるけど、人として芯の通った母。母と娘ってこうなんだろうな〜って感じ。 こういう話に付きものの定番の展開はあるものの、爽やかな終わり方。 京都が舞台だが、朗読の京都弁に時々違和感(笑)「鯨」のイントネーションが違うなぁと苦笑。
「死はすぐそばに」聴了。 高級住宅地の一角で金融業界のやり手がクロスボウで喉を貫かれ殺された。新参者の彼は様々な迷惑行為で住人からの怒りを買っており、5軒の住人に容疑がかかる。 ホーソーン・ホロビッツシリーズ第5弾。 今回はホーソーンの過去の事件をアンソニーが資料と照らし合わせて描きつつ、現在のホーソーンに対する疑惑について掘り下げる。時系列が2つなのにどちらもスリリングに進むため、いつもより先か知りたくなりのめり込んだ。安定の人物描写とミステリー描写。怪しい組織とか出てきて今後どうなるか楽しみ。 岩田光央さんの朗読もスッと頭に入る心地よさ。
「夜がどれほど暗くても」聴了。 週刊春潮の副編集長の志賀はスキャンダルを飯のタネと自負している。ある日志賀の息子が大学の女性教授をストーカーし、無理心中を謀ったと警殺から連絡がある。その日からスキャンダルを追う者から追われる者へ。 普通に逆転生活を描きたいのだろうなと思ったし、案の定どんでん返しもあるが、色々と雑な印象。また、某議員の生産性云々のヘイト記事を掲載した雑誌への批判めいたものもついでに書いた感じ。 朗読が演技過多で聴いててイライラする。オーディオブックは器用さとか演技を披露する場と勘違いしてる。ウザいので1.7倍速で聴いた(笑)