
バーナム博物館長@barnummuseum· Jul 28 スペイン、バルセロナのポント・デル・ビズベ(司教橋)。この橋は1928年にジョアン・ルビオ・イ・ベルベルの設計で建設されました。橋はネオゴシック様式の実に優雅な姿をしていて、至るところに華麗かつ緻密な装飾が施されています。なおこの橋の裏側には剣の刺さった髑髏の装飾がありますが、この髑髏から目を離さず後ろ向きに橋をくぐると願い事が叶うという伝説があります。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jul 26 ジョン・イーガンのハープ。イーガンは19世紀アイルランドのハープ製作者であり、既存のアイリッシュハープを改良して近代的なハープを確立しました。画像のハープは1820年に製作されたものであり、ロマン派様式の実に優雅な装飾が施されています。現在イーガンのハープは世界に37しか残っておらず、いずれも高値で取引されています。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jul 25 神坂雪佳『百々世草』。神坂は明治~昭和の画家・デザイナーであり、琳派の影響を受けつつ近代デザイン画の確立に努めました。『百々世草』は1909~10年に刊行された彼のデザイン集(全3巻)であり、合計60枚のデザイン画が納められています。画像はそのうちの1枚、「冬の川」であり、余計な要素を極力省き空白を最大限に生かしつつ日本的な美を表現しています。
#アート #暑すぎるので雪の画像で涼もう見た人もやる

バーナム博物館長@barnummuseum· Jul 22 中国雲南省紅河哈尼棚田。この棚田は中国の少数民族、哈尼族が1300年かけて開墾してきたものであり、世界最大の棚田群と言われています(この点については異論もあります)。棚田は総面積54000haほどで複数の県にまたがっており、標高1800mの地点から麓に向かって最大勾配75度の山の斜面に作られています。棚田の周辺には82の村があり、それぞれ50~100世帯が生活しています。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jul 20 ドイツのヴィース巡礼教会。この教会は1745~54年にツィーマーマン兄弟の設計で建てられました。教会はドイツ風ロココ様式の建物であり、外見は非常に質素ですが内部にヨーロッパ随一とされる美しい装飾が施されています。この教会の美しさは設計者をも虜にしてしまい、ツィーマーマン弟はその後教会の近くに家を建て生涯この地を離れることはありませんでした。
#アート #近代建築

バーナム博物館長@barnummuseum· Jul 19 イギリス、バースのサーカス(サーカスとはラテン語で「円」という意味です)。この建物はバースにある集合住宅であり、1754~68年にジョン・ウッドの設計で建てられました。建物はルネサンス風ジョージアン様式で建てられており、優雅な円型を描く建物の列が印象的です。この建物はBBCの某番組で英国最高の建物の一つに選ばれました。
#アート #近代建築

バーナム博物館長@barnummuseum· Jul 18 フリッツ・タウロウ『水車』。タウロウは19世紀ノルウェーの画家であり、同国各地の風景を描きました。彼は水を驚くほど写実的に描くことでよく知られており、画像の絵もさざ波立つ水面とこれに反射する光の表現がちょっとありえない領域に達しています(一瞬写真かと思ってしまいますが、拡大してよく見てみると絵です)。また水以外の建物等も丁寧に描き込んであります。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jul 16 スペインのトレド。この町は560年に西ゴート王アタナギルドによって西ゴート王国の首都として定められ、その後1561年にマドリードに首都が遷されるまでスペインの政治、経済、文化の中心地として栄えました。町は特にエル・グレコが活動していた町としてよく知られており、この町のサント・トメ教会に以前紹介した彼の最高傑作『オルガス伯爵の埋葬』があります。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jul 14 アメリカ、チャールストンのユニテリアン教会。ユニテリアンとはキリスト教から派生した真理と意味の追求を目指すリベラルな宗教運動であり、この運動の信奉者たちはキリスト教徒を自認しておりません。画像の教会は1772~6年にユニテリアンの集会所として建てられたものであり、瀟洒な内外装でよく知られています。特に天井の扇状ヴォールト(画像参照)が有名です。
#アート #近代建築

バーナム博物館長@barnummuseum· Jul 12 滋賀県甲賀市岩尾の一本杉。伝承によるとこの杉はこの地を訪れた伝教大師(最澄)が地面に挿した杉の箸から芽生えてきたそうです。杉は高さ30m以上、樹齢1000年ほどで、池のほとりに立つその姿は神秘的な雰囲気を漂わせています。この杉およびその周辺は映画『レジェンド&バタフライ』のロケ地として使用されました。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jul 11 イワン・アイヴァゾフスキー『夜の黒海』。何て神秘的な絵でしょうか。「夜」の「黒海」という二重の漆黒の闇、黒一色で塗りつぶされた全くの無の世界。しかし不意に雲が途切れて月が顔を覗かせ、光と闇および空と海が分離し、光は海面を照らし出し、闇は光に抗いつつ引き退き、海がゆっくりと波を打ち、船がそれに合わせて揺れ動き、雲が流れ、世界が動き出して万物が生み出されていきます。おそらくこの絵はわれわれの世界の根源的な真理に触れています。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jul 10 ギリシアのコリントス運河。この運河は紀元後67年にローマ皇帝ネロによって建設が開始され、1893年にようやく完成しました。運河は全長6.4㎞ほどでエーゲ海とイオニア海を結んでいますが、両側の崖が地滑りを起こしやすく、また大型船の航行が困難なためここを通過する船はほとんどありません。このため現在はもっぱら観光名所になっています。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jul 7 ハンガリー、ブダペストのカフェ・ニューヨーク。このカフェはブダペスト第7区のニューヨーク・パレスの1階にあり、1894年にオープンしました。カフェは豪華絢爛な内装でよく知られており、かつてブダペストの知識人たちがここに足繫く通いました。共産主義時代にはカフェは「ハンガリー」と改称されましたが、その後ふたたび「ニューヨーク」に戻されて現在に至ります。
#アート #近代建築

バーナム博物館長@barnummuseum· Jul 5 ロイヤル・ウースターのティーポット。ロイヤル・ウースターとは1751年に創業したイギリスの磁器メーカーであり、1789年にロイヤル・ワラント(王室御用達勅許状)を授与されました。画像のティーポットは1881~2年に生産されたものであり、左腕が取手になっていて右腕からお茶を出します。何ともとぼけたティーポットですが、服のしわ等の細かいところまで作り込んであるのは見事です。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jul 4 フィリップ・ルソー『この世から隠退した鼠』。可愛らしい鼠たちが描かれていますが、状況はそこまで可愛いものではありません。この絵はラ・フォンテーヌの寓話に基づくものであり、昔あるところにこの世から隠退してオランダチーズの中に住む鼠がいて、鼠は周囲に食べ物がいくらでもあるものだから丸々と太っていました。ある日この鼠のもとに猫に苦しめられている王国の使者がやって来ますが、鼠は自分はすでに隠退した身だからと使者を追い返してしまいます。この話は当時の腐敗堕落した聖職者たちを風刺したものです。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jul 2 トルコ、トラブゾンのスメラ修道院。伝承によるとこの修道院はローマ皇帝テオドシウスの治世(375~95年)に修道士バルナバスとソフロニウスにより設立されました。修道院は標高1200mの断崖絶壁に貼りつくように建てられており、教会、礼拝堂、図書館、厨房、宿舎等の建物からなっています。修道院の中はたくさんのフレスコ画によって飾られています。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jun 30 アメリカのナンタケット。この町はメルヴィル『白鯨』の舞台となった町であり、イシュメールやエイハブたちはここから船に乗って航海に出ました。『白鯨』の舞台となったことからも分かる通りここは古くから捕鯨で栄えた町であり、町の中には捕鯨博物館もあります。今日町は高級リゾート地になっており、海岸にはたくさんの別荘が並んでいます。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jun 28 ドイツ、エッタールのリンダーホーフ城。この城は1870~86年にバイエルン王ルートヴィヒ2世によって建設されました。城は豪華絢爛な内外装でよく知られており、特に食堂にあるマイセンのシャンデリアと魔法の食卓が有名です(画像参照。魔法の食卓とは下の階の厨房にリフトで上げ下げできるテーブルのことです。人間嫌いのルートヴィヒ2世は給仕たちと顔を合わせなくても済むようにこのようなものを作らせました)。
#アート #近代建築

バーナム博物館長@barnummuseum· Jun 27 ハマスホイ『アマリエンボー広場』。この絵は以前紹介したル・シダネルの絵と同様の発想で描かれたものと思われます。すなわちこの絵に描かれている宮殿はデンマーク王の居城であり、この宮殿前の広場が無人になることは通常ありえないのですが、この絵はこのありえない状況を敢えて描くことにより非現実的な幻想性を生み出しています。ただル・シダネルの絵の幻想性がほのぼのとしたものであったのに対して、わたしはハマスホイの絵にどこか不穏さを感じないではいられません。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jun 25 ミケランジェロ『ダヴィデ像』の実際の大きさ。意外と知られていないようなのですが、実物は5m以上あります。かつてはこうした巨像がさかんに作られ、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂には巨像が4体ほどあります(ベルニーニ『聖ロンギヌス像』、ボルジ『聖ヘレナ像』、デュケノワ『聖アンデレ像』、モチ『聖ヴェロニカ像』 )。ミケランジェロは『ダヴィデ像』を3年の歳月をかけて完成させました。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jun 23 モロッコのシャウエン。この町は1471年にアブー・ハッサン・アリー・イブン・ムッサ・イブン・ラシード・アルアラミがこの地に要塞を築き、その後イベリア半島のレコンキスタを逃れてきたイスラム教徒やユダヤ人たちがここに移り住んで町へと発展していきました。町は青く塗装された美しい建物群で有名であり、ヨーロッパ人の間で人気の観光地になっています。町の近くにはアフリカ最深の洞窟ケフ・トゴベイトがあります。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jun 21 ウィーン戴冠福音書。この福音書は800年頃にドイツ、アーヘンのカール大帝(シャルル・マーニュ)の宮廷で作成されました。その後1000年頃に神聖ローマ皇帝オットー3世がカール大帝の墓でこの福音書を発見し、さらに1500年頃に金細工師ロイトリンゲンのハンスが黄金の装丁を施しました。福音書は歴代神聖ローマ皇帝の戴冠式で使用されました。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jun 20 アルフォンス・ミュシャ『ビザンチン風の頭部』。これはミュシャが1897年に制作したリトグラフ(印刷はフェルディナン・シャンペノワ)です。リトグラフは「ブロンド」と「ブルネット」の2枚で一対になっており(画像はそのうちの「ブロンド」 )、エキゾチックかつ緻密な装飾を施した女性の頭部を描いています。このリトグラフは宝石商ジョルジュ・フーケをいたく感動させ、フーケはミュシャに自身の製品への協力を依頼することになりました。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jun 18 コロンビア、イピアレスのラス・ラハス教会。これまたとんでもないところに教会が建っていますが、この教会は生まれつき耳が聞こえないため言語障害であった少女が、この場所で聖母の姿を目にして言葉を話せるようになったという奇跡を発端として建てられました。ネオゴシック様式の美しい教会であり、南米でも1, 2を争う人気の巡礼地です。
#アート #近代建築

バーナム博物館長@barnummuseum· Jun 16 ブルガリア、ソフィアのアレクサンドル・ネフスキー大聖堂。この教会は1882~1912年にアレクサンドル・ポメランツェフの設計で建設されました。教会はネオビザンツ様式で建てられており、丸みを帯びたデザインと中心にある黄金のドームが印象的です。この教会の地下には聖像博物館があり、ブルガリア国立博物館の一部となっています。
#アート #近代建築

バーナム博物館長@barnummuseum· Jun 14 ドイツ、フランクフルト・アム・マインのボッケンハイマー・ヴァルテ駅。これはフランクフルトを走る地下鉄の駅ですが、この駅の入口が非常に有名です。入口はポーランドの建築家ズビグニェフ・ピニンスキが設計したものであり、ご覧の通り路面電車が地面の下に沈み込んでいくような外観をしています。この駅のすぐ近くにフランクフルト大学のキャンパスがあります。
#アート #現代建築

バーナム博物館長@barnummuseum· Jun 13 トム・トムソン『ノーザン・リヴァー(習作) 』。トムソンは20世紀初頭のカナダの風景画家であり、アール・ヌーヴォーの手法を取り入れた絵を描きました。画像の絵は彼の代表作『ノーザン・リヴァー』の習作として描かれたものであり、直線(木の幹)と曲線(木の枝、葉、蛇行する川等)の相克・絡み合いが面白く感じられます。また浮世絵を思わせる大胆な色使いも印象的です。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jun 11 懐玉斎正次の根付。根付とは印籠や巾着等を着物の帯に留めるための器具であり、以前紹介した印籠の紐の先についているものです。根付は円型であったり棒状であったりその形状は様々ですが、凝った彫刻を施したものが多く、明治以降海外諸国で美術品として高く評価されました。懐玉斎は江戸~明治の根付師であり、彼の作品は特に海外で珍重されています。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jun 9 ドイツ、バッハラッハのザンクト・ペーター教会。この教会はもともと1230~69年にカトリックの教会として建てられましたが、宗教改革以降はルター派の教会になりました。教会はロマネスク様式(正面の塔のみゴシック様式)で建てられており、赤い装飾を施した可愛らしい外観をしています。教会の中にはシュトゥム兄弟が製作したパイプオルガンがあります。
#アート

バーナム博物館長@barnummuseum· Jun 7 ベルギーのアントワープ中央駅。この駅は1895~1905年にルイ・デラサンセリの設計で建設されました。駅は「世界で最も美しい駅」として名高く、特に大聖堂のようなドームとドーム直下のエントランスホールは息を呑むような美しさです(その姿から駅は「鉄道大聖堂」とも呼ばれています)。今日駅は町の名所の一つになっており、一日30000人の乗客がここを利用します。
#アート #近代建築