Fumiko Miura
@fumingonl
海抜マイナス6m地点の住人。2023年1月にオランダ語で本を出版しました。 Auteur 'Polderjapanner' (2023) Uitgeverij Van Oorschot Rotterdam, The Netherlands
特別展の江戸のお仕事展も面白かった。 この大広間で一同揃って団扇を作ってる絵ね、ゴッホが、日本では大勢の芸術家が寝食を共にして共同で芸術活動に勤しんでるんだ!僕もアルルで芸術家の家を作るんだ!ゴーギャン君もおいでよ!って、こういう絵を見て勘違いしたのかな、なんて思った。 二枚目は江戸時代の化粧品店の人気化粧水が描き込まれているんだけど、どんな化粧水だったんだろう?ヘチマ水か何かかな。 火消しのめ組が力士と喧嘩してる絵を見て、ラッツ&スターのめ組のひとを思い出した。
前から行ってみたかった港区立郷土歴史館に行ってきました。 まずこの昭和13年に建てられた建物。東大の安田講堂も設計した内田祥三の設計で、公衆衛生院として使われてきたそうです。 中央ホールの吹き抜けが美しい。 基本は東京都港区の歴史限定なのですが、江戸時代以降は大名の江戸屋敷も多く、幕末から明治にかけては開国と文明開化の中心地でもあったので、大変見応えがありました。 特に川の運搬や漁業が盛んだった頃の東京の様子がうかがえてよかった。芝のあたりの首都高下の川に屋形船や小型の釣り船が係留されてて、まだ江戸の名残を感じられるけど、いつか無くなってしまうのかな。
松涛美術館で髙嶋野十郎展を見てきました。なぜ今までこの画家を知らなかったのか、もったいない。 東大農学部を首席で卒業しながらも、画家になると決め、画家仲間の影響は受けても特定の画会に属さず、田舎で晴耕雨描を実践した画家。 精巧な写実といっても、この人の眼と手を通した写実はなぜかその独特な雰囲気に引き込まれてしまう。 本物を間近で見られて至福。 この人はアルブレヒト・デューラーに傾倒していたそうで、デューラー風の自画像も描いている。 ゴッホっぽい画風で描いていたこともあって、この時代の日本の芸術はゴッホの影響なしでは語れないのがなんとも面白い。
東京23区内に渓谷があるだと!? と気になっていて、今日は平日だし比較的涼しかったので行ってみたのですが、若者が多かった!SNSで流行ってるのかな。 しかし都心から東急に乗ってちょっと行くだけでこんな場所があるなんて驚き。湧水も出ている。
神戸市立博物館で開催中の河鍋暁斎の世界展。 絵が上手いのはもちろんのこと、河鍋暁斎の狂人っぷりが凄まじくて、こんな面白い展覧会みんなに見て欲しい! 百鬼夜行の屏風絵のこのキャラクター、ラブブってこれからインスパイアされたのかな?
大阪に広大な緑の公園ができただと?とニュースで知って興味を持ったので見に行ってきましたよ、グラングリーン大阪。 今日は平日だし暑かったからガラガラでしたが、週末は混んでいるらしい。 思い切って緑地を作るのはこのご時世、素晴らしい政策ではないでしょうか?ホッとします。
沖縄音楽フェスティバル 2026 in 茅ヶ崎 古謝美佐子さんの神がかった声、新良幸人さんの八重山の月の唄、Coccoののびやかな歌声が一度に聴けるなんてとっても贅沢なコンサートでした。 日本に帰ってきて良かったことナンバーワンは、また沖縄音楽の世界が近くなったことだな。
汗だくになりながら駿府城公園へ。博物館の展示が分かりやすさを追求していて、何度歴史の本を読んでもドラマを見ても頭に入らない私には有り難かった。 私は三河出身なので郷土の英雄と言えばもちろん徳川家康なのだが、駿河でも家康が大御所様としてこれほど慕われていたのはあまり知らなかった。そりゃ幼少期と晩年を過ごして、最期を迎えた土地だもんね。 竹千代時代の手習い部屋のレプリカも趣があって良かったです。
登呂遺跡と同じ敷地に、静岡が生んだ型染の芸術家・芹沢銈介の美術館があります。 柳宗悦と民藝運動に興味がある人には絶対にお勧め! 私、正直言いますと、昔は芹沢銈介の図案や棟方志功の版画の土着っぽさがどうも苦手だったのですが、今見るとやはり名人技で味がある。 中は撮影できませんが、建物が日本のバブル前夜祭を思わせる今では絶対に造れないような建物でノスタルジック。
歴史の教科書に載っている登呂遺跡、意外と近いのに行ったことないなーと思い、ちょっと静岡まで新幹線に乗って見に来ました。 戦時中の昭和18年に軍用飛行機の工場をここに建設しようと土を掘り起こしたところ、弥生時代の遺跡が出土。本格的に発掘が始まったのは戦後で、戦時中の皇国史観から距離を置き科学的調査に転換、荒廃した日本に希望を与えた発掘プロジェクトだったそう。 外は33度の焼け付くような暑さだったのに、竪穴式住居の中は涼しかった。
昨日は東京芸術劇場に行ったのですが、1990年に建てられた当時はバブルの記憶も確かな頃、いけてる建築だったはず。 36年後の酷暑の今、公共の場として想像をはるかに越えるクソ暑スポットになってしまったのが悲しい。
『ゴッホ 麦畑の秘密』吉屋敬著 #読了 ゴッホについては数え切れないほどの本が出ていますが、本書は1965年からオランダに在住されていた画家そしてゴッホ研究家の吉屋敬さんの、ゴッホ研究の集大成ともいえる本。 www.youtube.com/watch?v=cjcD... 山田五郎さんのYouTubeのゴッホの回で、吉屋敬さんの前作『青空の憂鬱』が紹介されていましたが、本書は前作以降20年間の新たな研究結果や思索などを加えた最新刊です。 オランダ在住大先輩の吉屋さんは、ご自身でもゴッホツアーを企画されたり、ゴッホがかつて住んでいた宿屋の保存にご協力されていたりと、ゴッホ関連の活動に
私はこの床下収納に父親が45年前に調子に乗って仕込んだマムシ酒が未だに眠っていることを知っている。 だからこの扉が開けられない... 実家片付け組のみなさん、共に頑張りましょう!
『世界は五反田から始まった』星野博美著 #読了 これから4,5年間の期間限定で五反田に住むことになりました。新しい住処を五反田にしたのは、JRと浅草線と池上線が通り、ブックオフにカラオケ屋、無数のレストラン、何でもある利便性。それから、五反田という語感に惹かれたからでしょうか。 これからのホームになる五反田のことを深く知りたいと思い、五反田の星である星野博美さんの本を手に取りました。星野博美さんの本は『転がる香港に苔は生えない』からずっと愛読しています。 星野さんのご家族は、お祖父さんの代に千葉の外房からこの辺りに移り住んできています。それについては星野さんの『コンニャク屋漂流記』に
YouTubeを見てると、室外機も要らない、省エネで高速冷却できるこの魔法のようなエアコンの広告が出てくるんだけど、これがすべて本当だったら、そんなにスゴイ技術がどうして一般に急速に広まらないのか不思議でたまらない。どうして?
『イン・ザ・メガチャーチ』朝井リョウ著 #読了 推し活にハマる人間に、それを背後で仕掛ける人間。怪しいスピリチュアル系や危うい陰謀論。低賃金不安定雇用で先の見えない日々を送る独身女性。同期に水をあけられ、娘との溝も埋められない孤独中年男性。別々の世界の人間との接触をきっかけに、3人のキーパーソンの生き方が180度転換してしまうストーリー。 日経新聞夕刊の連載が初出ということで、この時代の空気を満遍なく吸い上げ、よく整理された小説だと思いました。が、近頃朝井リョウさんのポッドキャストを聞きすぎて、どの人物の会話を読んでいても全て朝井リョウさんの声で再生されてしまうという弊害があり、
子がイン・ザ・メガチャーチを借りてきてくれたので早速読み始めたのですが、最近朝井リョウさんのポッドキャストをよく聞いていたので、脳内であのハイテンションな朝井リョウさんの声が本文を朗読してくれるんですよ。 集中できない😂
若い頃のウィレム・ファン・オラニエの肖像画、実物よりかっこよく描いているのかもしれないけど、この絵を見る度に渡辺謙にそっくり!と思うのは私だけ?
オランダは1890年のウィルヘルミナ女王から女性君主が始まって、次はユリアナ女王、その次は大変優秀だったベアトリクス女王、今はビール王子と国民から揶揄されてきたウィレムアレキサンダー国王の時代。 次はいつ君主交代するかは未定ですが、アマリア女王になるなることは確定。彼女は恐らくお父さんよりしっかり者。 むしろ女性の方が... アンディー・ウォーホルがベアトリクス女王の作品を作ったときに、彼女はどの国の女王よりも映えると高評価していたらしい。
足を踏み入れた途端ギョっとしたのは、ウィルヘルミナ女王の旦那の部屋。 父親のウィレム三世(もう一人ウィレム三世がいるけど後の時代の方の人)の息子3人が全員若くして亡くなり、後妻との間にできたウィルヘルミナが初めての女性として王位を継承した。 で、ウィルヘルミナ女王の婿として北ドイツの貴族を迎え入れたのだが、やることがあまりなく狩りばっかりしていたらしい。 狩った鹿の角が壁一面にズラッとかけられている景色は、けっこう気持ち悪いよ。
オランダらしくて素敵だなと思ったのが、もちろん造花も所々使われているけど、あちこちのお部屋に庭に生えているような季節の生花がセンスよく活けてあるところ。 この場所を大事にしてるんだな。
オランダ王家所有のヘット・ロー宮殿に行ってきました。近年大改修をしたようで、地下の観光客用施設が綺麗に整備されていました。 この宮殿、主に17世紀末にウィレム三世とメアリーの夏の離宮として使われていた一角と、19世紀末から戦後までにウィルヘルミナ女王が執務と居住に利用していた部分に分かれていて、それぞれのコースをオーディオガイドを聴きながら回れるようになっています。 隅々まで手入れが行き届いていてすごい。低木で模様を描いているところの刈り込み、今は機械でできるけど、ハサミでやってた時期は大変だっただろうな。
オランダ国内小旅行でApeldoornに来ました。昔来たことがあるらしいが、まったく覚えてないぞ。25年も経てば一からやり直しだ。 ここは古い地方裁判所を改装したホテル。昔の建物で部屋も広々していてきれい。朝食付きで値段も安い。 ここは軽度知的障がい者の人たちの職業訓練の場だそうで、丁寧に案内してくれた女性もそう。オランダも障がい者福祉の補助が年々減ってるとはいえ、まだこういう場所と周囲の理解があって温かい。
押し入れの整理をしていたら、25年前の現像済みのフィルムが山ほど出てきた。 日本から持ってきてたことすらを忘れてた。もう焼き増しできるところなんて無いだろうな。捨てます。
巻き寿司の具を全部用意してから、巻きすを引越荷物にいれてしまったことに気がついた。 何か代わりになる物が無いか探していたら、子が書道道具の筆巻きを持ってきた。 用途は違っても機能はほぼ同じ。天才! もちろん直ではなくビニール袋に入れて寿司を巻きました。
知らずに通りすぎてしまいそうだったけど、ネーデルランド部門も良い絵がたくさん。 フランス・ハルスが描く子供の表情の可愛いこと。この絵は大きな絵をいくつかのパーツに切り離して、別の絵として離散したことを証明した調査が面白かった。
山田五郎さんの動画で、ピーター・ブリューゲルがヒエロニムス・ボスLOVEだったことが分かる絵として紹介されていた絵も見られた!このフグ?の可愛いさったらない。左下のオドロオドロシイ怪物たちとは対照的。 五郎さんの動画で見た絵の実物にたくさん出会えたので行ってみて良かったです。
近いようで遠い、けどやっぱり近いブリュッセルの王立美術館に初めて行ってきました。 まだまだ私の中のヒエロニムス・ボスブームは終わらない。聖アントニウスの誘惑を誰にも邪魔されず心置きなく見られた。500年も前の絵とは思えないほど、ぶっ飛んでいる。