楠本まき
@makikusumoto
漫画家 在倫敦 画像・文章の転載およびAI学習を許可しません All Rights Reserved
念願であったセントマイケルズマウント(イギリスのモンサンミシェル)から「セントアイヴスに行く途中…」を敢行しました。この記録はまた「ロンドンから5時間以内(以内?)」番外編か何かで描きます(半年以内くらいに…)
ハイドパークにあるサーペンタインギャラリーに、最後のホックニー展を観に行った時のサーペンタイン(湖)の様子。 ホックニーのiPad画を初めてすごくいいと思いました。絵を描くことの喜びに満ち溢れている。 とはいえ身近な人たちを、圧倒的な画力を見せつけて描いた(別に本人は見せつけるつもりもなかったと思うけど)アクリル画もあったのが嬉しかった。 サーペンタインでは初めてのホックニー展というのが意外で(もう何度もやっていそうなイメージ)、サーペンタインが最初で最後になったというのもホックニーらしくてよかった。
寝る前にじりじりと読んでいた『田村俊子とわたし』を読み終わり、江原由美子『フェミニズム』に取り掛かりました。 『田村俊子とわたし』は、長沼(高村)智恵子が青鞜に関わっていた時期の親友で、智恵子と共に常軌を逸した派手好みの着物姿でよく遊び歩いていたという(『女の首』参照)作家・田村俊子に興味があって手に取ったのですが、俊子のことよりも書いている丸岡秀子がすごかった。農村婦人の貧困と封建的くびきについて調査を続け、成果も収めつつあった丸岡は国民精神総動員運動への協力を上司から要請され、職を辞する決意をする。
そうそう、今までソロエキシビションで観たことがなかったロンミュエク展(森美術館)が驚くほどよかったです。最後の部屋の制作風景ヴィデオがめちゃめちゃ面白くて、見終わった後、もう一周最初から観てまわり、セインズベリーズ袋(イギリスのチェーンスーパーのオレンジ色の買い物袋)の中身はなんだろうと繁々見てしまった。 ところで、Woman with Shopping の 日本語タイトルが《買い物中の女》となっていて、痛恨の誤訳ではなかろうか。Shopping は「買ったもの」の意なので多分正しくは「買い物を持つ女性」。 そもそもこれ買い物終わってるやん。この後まだ追加で何か買いまわるとは思えないよ。
「ペルセポリス」、字が小さすぎて、開いた途端今の私には無理。。。となって読めていないんだけど読もう。(これだとわからないと思うけど5Qくらい。。。もっと小さいかな)
松本弦人編・TAC出版・美術で読む『日本国憲法』 全文 / 英文 / 注釈+69の現代美術作品収録で美しく読みやすくわかりやすい、画期的な一冊。買ったことを忘れてまた買って1冊は人にプレゼントして、なお2冊持っている。 #ConstitutionDay
そして、この旅のメインイベントの「大阪松竹座 御名残四月大歌舞伎で仁左衛門さんを観る」も果たし、その後近藤史恵さんに美味しいうどん屋と素敵なホテルバーに連れて行ってもらいました。大阪、京都とはまた違うけどいい建物がたくさんあるね(本当に壊すの?保存するの?どっちなの?) 活動的すぎたのでしばらくは何もせず引き篭もってじっとする予定。
大阪に移動して、国立国際の「中西夏之 緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置」も駆け足で観てきました。良かった。駆け足でなければもっと良かった。土方巽が憑かれたように踊る映像の前を学校観覧で来ていた中学生の1人が「芸術…って感じやなあ」と呟いて通った。
メアリーポピンズといえば、小学生の頃この本を見ながらひたすら「貴婦人のクッキー」というのを焼いていた。しかも自己流ダウングレードアレンジして干しぶどうもバニラエッセンスも入れず、ただただ小麦粉とバターと卵とグラニュー糖を混ぜてスプーンで天板に垂らし、温度設定が高・中・低、くらいしかないオーヴンでも失敗知らずで必ず美味しく焼き上がった。魔法のようなレシピであった。 今見るとバターとグラニュー糖の量が凄い。それは美味いに決まってる。 #好きなレシピ本教えて
そして、大ボーナスだったのが、イヴ マルシャン & ロマ メェッフェル 残されるもののかたち @ 重信会館 廃墟で廃墟写真を見るという廃墟好きにはこたえられないが、そうでない人にもグっと来るであろう展示。スペースの勝利。 地下のメイキングヴィデオは4人も入ったらキツキツ、っていうナゾの小部屋(窓は朽ちていて素敵だった)で見せずに最初に入った大きな部屋の大きな画面でじっくり見られるようにして欲しかったな。 屋上では、あらざるものが見える双眼展望鏡を覗くのを決して忘れずに! #KYOTOGRAPHIE2026
タンディウェ ムリウ @ 誉田屋源兵衛 竹院の間 ケニア出身のアーティスト。 前掲のリンダーは大昔からフェミニストアイコンみたいな存在だけど、この世界に生きていて女性で表現者であったらフェミニズムを避けて通ることって不可能よね、と思いました。こちらもかっこいい建物のかっこいい展示でした。 ”ムリウの作品は、女性たちに「物言わぬ存在」であることを強いる社会からの圧力を反映し、歴史的に女性の身体が「対象化」されてきたことに対する抵抗でもあります。そこでは、「見せようとする力」と「消し去ろうとする力」の間に緊張関係が生まれているのです。” ー公式サイトからの引用 #KYOTOGRAPHIE2026
LINDER: GODDESS OF THE MIND @ 京都文化博物館 別館 ゴッデス!って感じだった。リンダースターリング、去年ヘイワードでやってたのに(寒くて)見に行かずじまいだったので観られてよかった。ここの建物でやる展示は本当に良い。今年はリンダーにしてくれてありがとう。 #KYOTOGRAPHIE2026
<フォントの話>いつも Courier で長文メールを送ってくる人のメールを読むのが苦痛で苦痛で、その人のメールを開くのはできる限り後回しにする、というのを何度か繰り返すうちに、私は Courier で書かれた文章に対して、Helvetica や Arial で書かれたものに比べ著しく内容把握能力が下がるのだということに気づいた。Courier 自体は好きなフォントでデザイン的には自分もよく使うのにこれはなぜ。線が細くて字間が広いからなんだろうけど、でもなぜ。実務的な内容に合わないフォントなのか。私だけなのか。
ちょっと前から「日本語で書いていますか?」みたいな問いをブルースカイに問われて「はい」と答えているんだけど、これはなぜ?みんな聞かれてる?過去にブルースカイで勝手に日本語から日本語に翻訳されてちょっとニュアンスの違う日本語になっている人たちがいた時期があったように思うんだけど、ああいうふうにはならない?ここを日本語と英語で選んでおけば問題ないのかな?あと最近使った言語にポルトガル語、ってもしかしてkkkkkk…
去年、小林エリカさんに頂いた『わたしはなれる』。恥ずかしながらタイトルと表紙から、女の子も望めばなんでも叶うよ、というよくある感じのお話かと思って読み始めたら、全然「なれない」状況にいるわたしがカラフルにチアフルに「その定められた人生になんとか折り合いをつけ生きのびようとする<後書きより>」なんともずしんとくる内容の、読むたび涙ぐんでしまう1冊です。 #intermationalwomensday #国際女性デー2026 #DismantlethePatriarchy