犬山俊之
@inuyamanihongo
日本語教師@台中市、台湾 #全ての出版物にふりがなを
[本]西東三鬼『神戸・続神戸』(新潮社) 小林恭二の『三鬼』がよかったので、続けて西東三鬼自身によるエッセイ(?)『神戸・続神戸』を電子書籍で。 いや、びっくりするほどおもろしろかったです。「これは、ホンモノ」と感じさせる読み応え。 戦時中の現実離れした生活のアレコレは、阿佐田哲也の作品に近い雰囲気も感じました。もっと読みたい▼
[本] 許俐葳『不倫に関する、ちょっとした疑問』中村加代子・訳(中央公論新社) 恋は熱病というのは、よくある比喩ですが、本書は、言わば「ワクチン接種」を済ませていたはずの、(ジェンダー論を学んだフェミニストの)女性が既婚男性と関係を持ってしまう話です。 現代的でサバサバした書きぶりなので、さらっと読めてしまいます。しかし、お互い「わかっている」はずの二人が辿る道筋は、否が応にも「恋愛とは?」、「婚姻とは何か?」、といった問いを読み手に突きつけます。もっと言えば「人間関係」って何なんだろうと。 * (以下少し内容に触れます。所謂ネタバレ)→
[本][ZINE]孤伏澤つたゐ『砂浜の、すみっこで シロチドリ観察日記』(ヨモツヘグイニナ) おもしろくて、切なくて、そして「見る」ということの意味を深く考えさせられた一冊。 本書は砂浜で著者が偶然にシロチドリの擬傷行動に気づいたことから始まるひと夏の観察の記録です。擬傷行動とは、親鳥が卵を守るため、わざと傷ついたふりをして敵の注意を引きつける動き、ということなのですが、これ、例えば、私の目に入ったとしても、絶対気づけない世界です。それを、文字を通して、ですが、自分も「見る」ことができる、というおもしろさ。 夏の砂浜で→
→写真は祖父・犬山慶次郎の引揚証明書で、昭和21年(1946年)3月28日に和歌山県田辺港に祖母と父と共に上陸、と。この裏にも携行品や支給品などが詳細に書いてあります。本当にかばん一つでの引き揚げだったと聞きました。家にあった台湾時代の写真は、一度アルバムに貼っていたものを剥がして封筒に入れて持って帰って来たので、全て裏に糊を剥がした跡がついていました▼
[日記][本] 《告別南國:在台日人「引揚」研究》林初梅、石井清輝、所澤潤/主編(允晨文化) www.asianculture.com.tw/p/2001-1131-... 表紙の写真が自分の祖父や父に見えて思わず買ってしまいました。戦後の日本人の台湾からの「引き揚げ」の研究。実は、自分の祖父は台湾で公学校の教師をしていて、亡父は所謂「湾生」です。 ↓
[授業の感想] #犬山日語 ■ 王さんの感想(訳 教室スタッフ) 犬山先生の授業を受けてから、私は初めて日本語の勉強の仕方がわかりました。これまでは、日本語を学びたいと思って、勉強を始めるものの、最初の「あいうえお」五十音の段階で止まってしまい、その先に進むことができませんでした。 しかし、犬山先生の授業を受けてからは、最も基本的な五十音から今の上級の内容まで、一歩ずつ積み重ねて学んできたことで、少しずつ自信をつけることができました。 先生の授業は生き生きとしていて楽しいだけでなく、時事問題や日本文化に関する動画なども取り入れながら、みんなが理解し、学べるように導いてくれます。また→
きのうの[日記] ランニング用サンダル Xero Shoes Genesis 雨上がりなので少し涼しくなるかと思っていましたが、真夏の凶暴な日差しが戻ってきたよう。[台中] 植物園 Xero Shoes Genesis 、底がすごく薄いのでアスファルトの上で小石を踏んだりすると飛び上がるほど痛いのですが、そのぶん足運びが慎重になり、丁寧に走れる気がします。少しずつ慣れていきたい。福岡県糸島の mujina shouten で購入。 mujinashouten.jp/running/%e3%...
名詞【苦瓜(にがうり)】[2](中文: 苦瓜) 例: 苦瓜は薄く切って、鹹蛋といっしょに炒めて食べます。(中文: 苦瓜切薄片,和鹹蛋一起炒來吃。) 薄い(うすい) 切る(きる) *也可說「ゴーヤー」[0] ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B9%...
→ どんな苦しみを味わったのか今の日本人はどれほど知っているのでしょうか。 同館には当時の日本軍の自転車や戦車などが展示され、日本の侵攻、日本軍政下の圧政、「抗日華僑」に対する摘発、処刑などについて詳しい説明がされていました。 日章旗を日本の侵略の歴史と切り離して考えることはできません。(旭日旗はダメだけど、日章旗ならいいという理屈が私にはわかりません)。 こうしたアジア各地の歴史、記憶を無視したまま日の丸を使い続けるのでえしょうか。少なくとも加害の歴史を知ったうえで、それでも日の丸を使うのかという議論が必要ではないでしょうか▼
[日記][本] 小林恭二『三鬼』(講談社) 若い時に『ゼウスガーデン衰亡史』に驚き、岩波新書『俳句という遊び』『短歌パラダイス』を何度も読み返した自分にとって小林恭二の新作、しかも西東三鬼についての小説と聞けば、読まないわけにはいきません。楽しみ。 今日は台中の Simone Cafe でモンクのレコードを聞きながら。プチプチというノイズも懐かしい感じ。ここでは黒猫が見守ってくれます▼ www.kodansha.co.jp/book/product... www.instagram.com/simonecafe_2...
【招生】#犬山日語 歡迎試聽插班加入我們的班級 星期二和四 下午1:00-2:30 晚上6:30-8:00 要進入《大家的日本語》的後半部分了。 這裡將學習初級文法中最大的難關「自動詞/他動詞」和「んです」。 即使以前學過日語的人,應該也有不少人覺得「還是不太明白」。要不要來教室聽聽犬山老師的講解呢? * もうすぐ『みんなの日本語』の後半に入ります。 ここでは初級文法の中の最大の難所「自動詞/他動詞」と「んです」を扱います。 以前日本語を勉強したことがある人でも、「よくわからない」と感じている人が多いのではないでしょうか。一度教室で説明を聞いてみませんか。
#夏休みオンライン反戦読書デモ2026 [本] 蜂谷 道彦『ヒロシマ日記 〈改装版〉』 (法政大学出版局) 医師の目から語られる原爆投下の日からの広島の惨状。 文章がうまいのです。1ページ目から地獄に投げ込まれたかのような無茶苦茶なことが起きているのですが、それをどこか客観的な目が冷静に記述し続けています。(まだ途中です) 台湾中文版《廣島醫生》がこの昨年7月に出ました。多くの方に読まれますように。
[本] 陳思宏「泳褲」《第九個身體》(九歌) 陳思宏の作品が台湾の高校「國文」の教科書に収録されたと聞いて、電子書籍で入手。台湾、アメリカ、そしてドイツでの水着にまつわる自身の体験と「成長」を綴った軽やかなエッセイ。 台湾の学校ではこれを題材にどんな授業をするのでしょうか。興味あります。自分も授業受けたいです。 陳思宏、大好きな作家ですが、長編小説の原著に挑戦しても、自分は歯が立ちません。でも、こうした短いエッセイなら自分のような「永遠の中文学習者」もなんとか読めます。台湾華語学習者のみなさんにお薦めの作品▼ ↓
→原著の日本版は初級二分冊なのを、台湾版は四分冊になっているので、「(ほぼ)同じ内容(第1課〜第25課)」を学ぶのに日本版2500円のところ、台湾では480元×2=960元(およそ4800円)と日本を大きく上回る金額になっています。