saijo_reina(she/they)
@rsaijo
北海道、京都・大阪を経て東京で哲学倫理学の教育研究をしています。分析哲学、フェミニズム、クィア理論など。ベジタリアン。Research and education in Philosophy and Ethics: analytic feminism and queer theory, metaphysics, aesthetics, robot ethics. Being a vegetarian. Tokyo, Japan.
大通周辺のにぎやかな通りや地下鉄の駅構内でもこういうステッカーやポスターが貼ってあった。往路で乗ったエアドゥでは千歳空港に着陸したところで「クマの出没が確認されているのでご注意ください」という趣旨のアナウンスが入ったし、羆害の深刻さが札幌の街中でも感じられる
札幌滞在中に再訪問してきた北海道博物館。 www.hm.pref.hokkaido.lg.jp 北海道(と呼ばれている土地)が日本という国家に組み込まれたのはたかだか150年ちょっと前の19世紀後半なので、日本中心の歴史とは違った視点で振り返ることができる施設。札幌市内だし、最初に札幌近郊の博物館をしっかり観るなら個人的にはここをおすすめしている。近くの「開拓の村」が名前の通り入植者の歴史に意図的に特化しているのとはちょうど対になっているのだと思う。ただ展示内容の情報量が多いので常設展をみるだけで3時間くらいかかる
「女たちの戦争と平和資料館」を訪問。日本軍の「慰安婦」とされた各国の人々の証言と国際法廷の記録が閲覧できる。記録としてはもちろん貴重なのだが、戦時下の性暴力とその影響について生々しい発言が多く、重みを感じざるを得ないので、各々の精神状態をふまえて訪問した方が良さそう。性暴力に加わった日本兵の加害を振り返る証言も。戦時下の国家権力による暴力性を実感する機会になった?
先週の土日6/13-14は科学基礎論学会へ。2日目のシンポは日本科学史会との共催で「科学は誰のものか:ジェンダーから知識の公正さを問いなおす」というタイトルでフェミニスト科学哲学、科学史、STS、科学論の提題があって勉強になったし興味深い発表が聴けた。 phsc.jp/dat/prg/2026... 特に古川安先生の発表は戦前(1890年代から1920年代生まれ)日本の高等教育で科学者として仕事をしていた人のデータをさまざまな資料からあぶり出した内容で、大量の文献を渉猟する人文学研究のパワーを端的に感じた。
今回の寄稿のきっかけで『福音と世界』2021年12月号のクィア神学特集第二弾( shinkyo1944.base.shop/items/113079... )をまとめて読めた。私はキリスト教神学やその信仰を知っているとは言えない立場だけど、どの論考も、その人の宗教生活とクィア性が強く結びつく様子がうかがえて読み応えがある。小林昭博「クィアな聖家族 」のルカ書を「2人の父を持つイエス」として読む解釈と、川口弾「罪に始まり、罪に抗い、罪にとどまる」で言及された教会に包摂を求めることで別の集団に対する排他が生じてしまう、という論点が特に印象に残った。
昨日の5/30は応用哲学会@創価大学に出席。今日も顔を出すはずが疲労で動けず1日回復につとめていた。発表聴けずに残念。写真は土曜日に撮ったもの
細かいタスクが次々重なって対応がおいつかないよ。一つ一つはそこまで負担じゃないんだけどなあ。画像はこの前つくばに行った時に撮影した公園の大きなオタマトーン。かわいい
札幌の駅前地下歩道で問題になったアイヌ差別展示の特集をきっかけに購入した『月刊ヒューマンライツ---公共空間における差別』(部落解放・人権研究所、2026年5月号)。特集の寄稿者には北原モコットゥナㇱさんとマーク・ウィチェスターさん。弁護士の島田度さんの記事は現行法の観点からの具体的な解説で勉強になった。そもそも公共空間の利用制限は、言論への公権力の介入になるため慎重に運用されているとのこと。自治体がヘイトスピーチ解消法に基づきガイドラインを設けるなら、どんな言説が利用を制限する法的根拠になりうるか、という実践的な提案も。 blhrri-shop.org/products/det...
レオニー・スヴァン『ひつじ探偵団』[新版](小津薫訳、早川書房、2026)を読んでいる。原作は2005年ドイツ語の作品で、舞台はアイルランドの架空の街。人間がよくギネスビールを飲んでいる。ミステリの文脈がわからないからか、アンナ・シューウェルの『黒馬物語』やリチャード・アダムスの『ウォーターシップダウンのうさぎたち』のような動物文学として受け取ってしまう。ひつじ目線で人間によるかれらへの抑圧や倫理的な関わり方を問う内容が注意を引く。日本語版はイラストが可愛くて嬉しいです。
同じ展示で観られるデレク・ジャーマンの<AIDS is Fun>(1993)。ゼロ年代に自分が学生だった頃、彼の映画作品をよく観ていた。省略がうまく、洗練された構図の映像はもちろん、詩的なモノローグやセリフも好きだった。ゲイであることのアイデンティティを強く意識させる作品が多いけど、この絵も直裁にそうだなと思う
大阪で働いていた時に授業を受けてくれた当時の学生さんから案内をもらってキャリル・チャーチル&ディヴィッド・ラン作『口いっぱいの鳥たち』A Mouthful of Birdsの「理性的な変人たち」による日本語版の上演を鑑賞してきた。振り付けや演出のおかげか、エンタメ作品として楽しくみることができた。翻訳を読ませてもらったときはエウリピデスを下敷きにポスト植民地主義の視点やフーコーのセクシュアリティ論を取り入れた難解な戯曲だなぁと思ったけども、身体表現って大事。
こちらは前から頼みたかった東急百貨店に入ってるユニクロの札幌限定カスタマイズ。木彫りのクマと砂箱(!)の刺繍を選んだ。砂箱はかわいいだけだけでなく北海道の暮らしが思い出されるデザインで味わい深い。
札幌に滞在しています。いちばん賑わいのある大通公園付近の西4丁目のメインストリートに札幌レインボープライドに合わせてプログレッシブフラッグが並んでいたよ。
大久保駅近くこ高麗博物館を訪問し、企画展「なぜ『朝鮮人』が戦犯になったのか」を鑑賞した。日本統治下の朝鮮半島や台湾の若者が日本軍の捕虜監督として徴収され、戦後になると「日本人」としてBC級戦犯として裁かれる一方「日本人ではない」ので恩給の対象外とされた経緯を証言や手記、資料をもとにポスターで再構成した展示内容だった。労作。日本の植民地主義とレイシズムをあらためて認識させられる。
太めの線画がかわいいmatsuiさんのイヌたち( matsui-ill.studio.site )偶然立ち寄った駅付近きカプセルトイがあったので一つだけ購入。お友達と一緒のイヌだった。かわいいので職場のMacの近くにおいてます。 kenelestore.jp/products/gc0...
5/10現代フェミニズムけんきゅうかい@専修大学、楽しく参加してきました。実行委員、発表者のみなさまお疲れ様でした。ワークショップ、車座会、シンポジウム、研究発表いずれも貴重なお話をきくことができました。
カードバトルゲーム全く知らない中ポケモンにつられて始めたポケポケ。イベント限定のカードぎりぎりになって手に入ってよかった。カードだと競技が抽象化されてるせいか、人間のトレーナーは安全圏にいつつポケモンを使役し闘争させている一方的な感じがしないので抵抗があまりないかも。ポケモンは好きなんだけど、せめて人間がポケモンに襲われたり命の危険にさらされたりしてお互いにフェアな立場にいて欲しいんだ。。
古本で2006年に出版された岩波文庫版ゴーチエ『モーパン嬢』上下セットを購入したら、ネコのマスキングテープで袋留めされていてちょっと嬉しくなった。この前ビアズリー展を観に行ったら『モーパン嬢』の挿絵もありらそこで初めて男装の騎士がキーキャラクターになる三角関係のラブロマンスだと知った。1835年に出版された作品だから、ビアズリーはもちろんオスカー・ワイルドが生まれるより前なんだな。
NTL『真面目が肝心』(2025、マックス・ウェブスター演出)を日本橋で鑑賞。『サロメ』以外でワイルドの戯曲を見るのは今回が初めて。風刺の効いたギャグ満載の喜劇で楽しかった。ヴィクトリア朝の男性服にはまず存在しないであろうゴージャスな衣装もよかった。アルジャーノン役のチュティ・ガトゥが第一幕で着ている緑のスーツが特によかった。ペプラムジャケットがフェミニンな雰囲気で動きに合わせてひるがえる様子が華やか。シャロン・クラークのブラックネル夫人が着ている原色ドレスはカリブの伝統衣装をモチーフにしているとアフタートークで河合祥一郎先生が解説していた。
左上のウサギは以前京都に行ったときに岡崎神社で買ったもの。境内も兎アイテム盛りだくさんでかわいい。< text> maps.app.goo.gl/9gUNQ3LVHCzM...
届いた本。*Trans Philosophy*は内容盛りだくさんでわくわくするので読書会ひらいてもよさそうだな。Gill-Petersonさんのトランスミソジニー小史はざっとイントロだけ読んだ。1970年代以降のトランス排除フェミニズムの言説は19世紀の植民地主義で起きたトランスミソジニーの表れのバリエーションなので、原型にあたる特徴を歴史的に読んでいくよ、というあらすじ。歴史書の読み方はあまりわからないけど、バイナリーな性別の制度だけでなくセクシュアリティとジェンダーアイデンティティの概念上の区別という西洋的図式も批判的にとらえようという姿勢もあって興味深くよめそう。
On Sunday, March 3, we have Prof. David Gunkel in Tokyo for a lecture on the ontological status of robots. The venue: AP Yaesu 10F RoomY1 (maps.app.goo.gl/LHPWq3Ewb41D... ). Free and open to All. 3月3日(日)にAP 東京⼋重洲 10 階 Y1 ルームでロボットの存在論的身分に関するDavid Gunkelさんの講演会を東京で行います。登録不要・入場料無料です。使用言語は英語です。
武蔵美とユカイ工学コラボ展示会観てきました。かわいいデザインに溢れていて幸せになった。学生さんたちが制作したロボットも「かわいい」「やわらか」「ふわふわ」なものが多くて楽しくみてました。