シンポジウムの午後の最初の申紹然氏の講演「高麗の仏像研究の現状と課題」は非常に興味深かった。高麗の仏像の多くは内部に大量の納入品「腹蔵」を持つという特徴がある。この講演では、1枚目の「木造観音菩薩坐像」の腹蔵の詳細が報じられた。2枚目にあるように頭部には球形のもの、円筒形のものがある。球形の物は喉鈴という鈴で、仏の声を表すという。また、3枚目にあるように円筒形の物も喉鈴筒とある。驚くべきことにそれには五色の糸が巻き付けられている。勿論、経文や曼荼羅図等も納入されており、発願者の名前も分る。それらを一つ一つ丁寧に紐解いて仏像の成立経緯、時期などを明らかにしていた。専門的だったが十分刺激的だった。
今日、本屋のレジ横に平積みされていた集英社の「中国現代文学ギャラリー」というのを見てみると、第3回配本「時間と記憶」で代表著者として紹介されている余華のところに、「ノーベル文学賞候補」とあった。確かに、残雪とかと並んで毎年名前が挙がるが、「候補」と書くのはおかしくないか?芥川賞のように候補作を公開しているわけでもないし。こういう点で、一気に冷める。 lp.shueisha.co.jp/cclg/
『天幕のジャードゥーガル』のコミック第1巻が届いた。早速、アニメの第2話の終わりのところまで読んだ(コミックで第4幕まで)。アニメは原作にかなり忠実で、原作でもあのスピード感で物語が進む。そして、視聴時にはよく分からなかった部分(たとえば、天文学的な記述について)を丁寧に確認することができた。「練習台!」というのも、薔薇の花のくだりもあった。しかし、この原作の白黒の世界をアニメではあのような美しい色に満ちた世界に作り変えたというのは純粋に驚きだ。
代理婚活での「抽象的なやりとり」って何?とAIに訊いてしまった。以下が返答。こいつ何でも知ってやがるという感じがムカつくが、読むとなるほどと思えてしまう。
アマゾンのお勧めにストーンズの新譜が出ていたので見たら、1966年に発売中止になったCOULD YOU WALK ON THE WATER?が発売されたという情報にたどり着いた。曰く 「ジャケ写真も撮影され準備が進む中、「水の上を歩けるかい?」というタイトルがキリストを冒涜するものだとして、レコード会社が発売を差し止める。」 聴いてみよう。
実は今日もまだ沖縄Tシャツを着てる。今日は大昔に沖縄で買ったゴーヤTシャツ(velvet undergroundというかWarholのパロディ)だ。以前、これ着ていたら知らないおじさんがガーっと近づいてきて「それは、、、」って指摘されたことが1回だけあった。「そうっす」とニヤリと返した。
長大の集まり。赤青緑の発光ダイオードを使って光の色の合成を学ぶ。紙コップにそれぞれのダイオードを入れているが赤と緑で黄色に、3色を混ぜると白色に近くなる。とても良いデモンストレーションだった。2枚目にあるようにダイオードがはいっている。
ちなみに、著者のBlackburnという名前の起源を調べると、そもそも「黒焦げ」という意味ではなく、brunaという「小川」という言葉からきたもので、「黒い小川」という意味だそうだ。物理の本で振り子の歴史や詳細な議論が書かれているものがあるのだが、その著者が Baker and Blackburnで、パン屋と黒焦げかよ、ってかなりツボに入ってたんだけど、laser関係で別人のBlackburnさんがいて、本人に尋ねなくて良かった。
『いろは』を観た@ユナイテッドシネマ長崎 長崎のご当地シネマなので観に行った。何処が出るのかな、くらいの興味だったが、とても繊細で丁寧に登場人物たちを描いた良い映画だった。佐世保のお茶屋さんの姉妹、明るくて社交的でいつも話の中心にいる姉と内向的で自己肯定感が低いが、他人をよく観察している妹。というのが映画のはじめの印象だが、姉妹の内面を丁寧に描いていくと最初の印象が揺らいでいく。明るさの裏に承認欲求があることを自覚している姉、傷つくことを怖れ自分から何もしない妹。それが最後にぶつかり合って絡み合う。二人とも繊細で深く、素晴らしい。特に姉役の森田想さんという人、今後の活躍を期待。 36本目
『Riceboy ライスボーイ』を観た@セントラル劇場 韓国で未婚の母となったソヨンが赤子を連れてカナダに移住するが、様々な困難に直面する。それは父親の不在、人種差別、さらには自分の身体のことなど、何らかの意味で孤独と関係する。二人は、あることを契機に韓国に行き、父親の親族らと交流し、父親の墓参りをする。そして、最後にソヨンが叫ぶ。何度も何度も叫ぶ。これで終わりかと思うがまた叫ぶ。その叫びが今まで直面し続けてきた孤独に対する抵抗のように聞こえた。途中で挿入される「高麗葬」という話が重要な役割を果たしていた。日本の姥捨て山に似た話だが、子を思う親の心が強調された内容だ。 2026年、35本目
興福寺で今日まで開催されている「紫陽花季」を観に行ってきた。こんなに多様な形態・色彩の紫陽花があるとは知らなかった。品種改良ではなく、どれも自生しているとのこと。
『カーンターラ 神の降臨』@セントラル劇場 うぉぉぉおおおおおお!と叫びたくなる。予告編の強烈さに驚いて観に行った。予告編の驚きはずっとは続かないものの、十分楽しめた。良い気分転換になった。 2026年、34本目 kantara-movie.com
太宰府では今年も福岡アートブックフェアをやっていたので見ると昨年見て買わなくて後悔したTシャツの色違いがあって購入したり、大学院生の時に住んでいたマンションの目の前にできたギャラリーの人がいて話したりした。